【実践!東大読書】『中世史講義』(高橋典幸/五味文彦/ちくま新書)を読む その4
こんばんは、扇町みつるです。
第3講 日宋・日元貿易の展開
「実践!東大読書シリーズ」第4弾です。地味にきついけど頑張っていきます。
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遣唐使廃止後の貿易については「平清盛・日宋貿易」「足利義満・日明貿易」と覚えたのが頭の隅っこに残っていただけです。
私が学生のときは、まだ本講で書かれているようなことは授業でやりませんでしたね。
どの分野もそうでしょうけど、歴史の研究も日々進んでいるのですね。
文献にはほとんど残っていないらしく、考古学の分野が今後も活躍するでしょう。
第3講の要約
日宋・日元貿易は最近まで着目されず、遣唐使廃止以降の海外とのやりとりに関しての研究はほとんどされなかった。しかし考古学の成果により大宰府鴻臚館跡が発掘され貿易の痕跡が見つかった。当時は博多綱首が権門や寺院と結びつき貿易を取り仕切った。宋から元になると軍事的緊張から貿易は激減した。
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