【実践!東大読書】『中世史講義』(高橋典幸/五味文彦/ちくま新書)を読む その3
こんばんは、扇町みつるです。
第2講 院政期の政治と社会
「実践!東大読書」シリーズ第3弾。『中世史講義』第2講です。
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今回は、以前読書したおかげでわりと知っていた院政期についてだったのですが、それ故に油断すると読み流しそうになってしまい、きちんと問を立てるのに集中しました。
今回も苦手な土地制度について触れられており、その辺もじっくりと向き合えたのでよかったです。
第2講の要約
かつては鎌倉幕府成立から中世とされてきたが、現在は院政期がその始まりとされている。多様な社会集団の活発化、天皇家や摂関家の「家」の分裂、荘園制などの土地制度の変化、そして地方社会の成長がみな院政期を契機に起こっている。そしてその先に源平合戦や応酬合戦、鎌倉幕府成立に繋がっていく。
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