『志ん生の食卓』(美濃部美津子/アスペクト) ― シンプルだけど飽きない定番メニュー
こんばんは、扇町みつるです。
今日は日曜日、大河ドラマが放送されるはずなのに…なんとお休み!
そういえば昨年の「西郷どん」も2〜3回放送されない日がありましたね。大河ドラマ制作の現場にも働き方改革の波が来ているのかもしれません。
落語とは無縁だったけど…
今年の大河ドラマ「いだてん」では、ビートたけしさん演じる古今亭志ん生がストーリーテラーのポジションにいます。
東京オリンピックが決定した昭和35年の方はビートたけしさん、そして金栗四三がストックホルムオリンピックに出場した明治45年の方は森山未來さんが演じており、それぞれ語りをしています。
私は学生時代に歌舞伎はそこそこ観ていましたが(金栗四三を演じる中村勘九郎さんのお父上、十八代目中村勘三郎が大好きでした)、恥ずかしながら落語は行ったことがありません。
落語家といえば笑点メンバーやタレントとして知られている方くらいしか知らず、でも一度くらいは歌丸師匠の高座を…なんて思っているうちに鬼籍に入ってしまいました。
今でも落語を一度くらいは…と思うこともあるのですが、なかなか実行に移せず今に至ります。
そんな中、ドラマの中ではあるけれど古今亭志ん生という人物に触れ、『志ん生の食卓』(美濃部美津子/アスペクト)を手に取りました。
「志ん生の食卓」
本書に挙げられたメニューは私の想像よりとてもシンプルなものでした。納豆、豆腐、ちらし寿司、親子丼…。外食でも、おでん、天丼、桜鍋、お蕎麦など。
売れっ子の落語家なのだから、もっと華やかな食生活かと思っていました(イメージとしては池波正太郎のような外食、沢村貞子のような家庭料理という感じ)。
特に好物だったのがマグロで、ビキニ環礁の水爆実験が行われたとき、世間ではマグロが敬遠された時期があったのですがその時も
「今ならマグロが食べ放題だぞ。みんなにそっぽ向かれたおかげで安くなってるしな。こりゃ、ありがてぇ」
と大喜びでバクバク食べたそうです。
このエピソードにはクスリと笑わせられました。
その発想とてもよく分かります。私も似たようなことを考えた時期がありました。
あと、お酒が大好きで、菊正宗の特急酒をよく飲んでいたそうです。食べ物よりもお酒、だったのかな。
マグロの話は「いだてん」の中で志ん生@ビートたけしさんに語って頂きたいですね。
美濃部美津子さんは他にもエッセイを出しておられるので、そちらもぜひ読んでみようと思います。
そうだ、あとiTunesで志ん生師匠の落語を探してみよう。
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