映像が先か、原作が先か…
こんばんは、扇町みつるです。
皆さんは、原作のある映像化された作品を鑑賞するときは、映像を先に見ますか?それとも原作(小説)を読みますか?
絶対両方鑑賞する前提とかは無いです。
ふと思いついたので、私はどうだろうかと考えてみました。
やっぱり映像が先?
私は読書に対して積極的な方ではなかったので、映像作品を見てから、気が向いたら原作を読むというパターンが多いです。
たとえば、
『蒼穹の昴』(浅田次郎)
2010(平成22)年にNHKのBSで放送されたのを見て、原作を読んだのはついこの間です。
『花のれん』(山崎豊子)
この作品そのものの映像作品は見ていませんが、NHKの朝ドラ「わろてんか」を見てからの読書だったのでこちらに挙げます。
『白蓮れんれん』(林真理子)
こちらもNHKの朝ドラ「花子とアン」を見てからの読書。
『クライマーズ・ハイ』(横山秀夫)
2008(平成20)年公開の映画版を見てから原作を読みました。
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『赤毛のアン』(ルーシー・モード・モンゴメリ/村岡花子)
小さい頃世界名作劇場のアニメを見て、中学か高校の頃に原作を読みました。
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大体このような感じです。
大河ドラマや映画などで原作よりも先行して見てることが多いので、特に古い作品はこちらに入っていくと思います。
原作を先に読んだものは無いの?
では原作が先のものは無いのかというと、全くない訳ではないです。
『高熱隧道』(吉村昭)
この作品は映像化されていません。トンネル掘削の作業員が死ぬ場面がかなり悲惨なので、無理なんだろうなと。
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『戦艦武蔵』(吉村昭)
この作品が発表されてからテレビでドキュメンタリー番組が制作されたようですけど、私が生まれる遥か前なので見ていません。ちなみに、映画やドラマにはなっていません。
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原作先行のものは、映像化されていない作品ですね。
どちらが先がいい?
当然ながら、どちらが先ならいいという事ではなく、それぞれの好み次第ですよね。
ただ、読書慣れしていない方には、先に映像作品を見るとイメージがしやすいというか、どのシーンが書かれているのか分かりやすいかと思います。
でも、先に見た映像作品の記憶を辿りながらなんとなく読み流してしまいかねないので、原作と映像の構成の違いなどを考えながら読むとより楽しめます。
原作先行のチャンスもまだまだ
ヒット作品となった映像作品でも、まだ見ていないものが結構ありますので、たとえば『図書館戦争』(有川浩)とか『阪急電車』(有川浩)とか、まだ映像を見ていないものは先に原作を読んでみようと思います。
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