『アンミカの幸せの選択力』(アンミカ) ― 胸にも目があるように
こんばんは、扇町みつるです。
土曜朝のオアシス「サワコの朝」
私は土曜日も出勤する仕事をしているので、土曜の朝も慌ただしい。そんな中でも見ているのが「サワコの朝」である。
毎週色んなゲストが登場し、阿川佐和子さんのインタビューで様々な話が聞ける。
アンミカさんの姿勢
昨年、アンミカさんが登場した回があった。普段バラエティ番組などあまり見ないということもあり、この時までアンミカさんのことは知らなかったので、このインタビューで語っている話はすべて初めて聞く話だった。
モデルさんだったのねー、あまり裕福じゃない家庭で育ちながらも、ポジティブに考えながら今のポジションを掴んだのねー、など、出かける支度をしながら聞いていたのだが、心惹かれる一言が飛び出した。
「人から話しかけられたら顔だけそちらを向くのではなく、胸にも目があるように身体を向けるのです」
そんな感じの話だった。
他人の話を聞く姿勢、他人に対する態度についての話だ。
アンミカさんのエッセイを読もう!
それが印象に残り、この方はエッセイなど書いておられるのだろうかと調べてみたら、ヒットしたのが「アンミカの幸せの選択力」(アンミカ/大和書房)だった。
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本書は、「幸せな毎日の選び方」「幸せな人間関係の選び方」「幸せな仕事の選び方」の3章からなり、それぞれで良い選択をして幸せになるためにはどんな心持ちでいたら良いかが書かれている。
生じてしまったネガティブな感情は、自分でいったん受け入れて「私には、こういう一面もあるんだ」と認めてあげましょう。
胸にも目があると考えましょう。
よい姿勢という「形」そのものよりも、姿勢にともなう「内面」の変化が、相手に与える全体的な印象を変える
顔の造形はどうあれ、すがすがしく心地いい雰囲気をまとった人が「本当の美人」である。
必要なのは我慢ではなく、「上手に伝える」処世術です。
出会いを含め、”いい運”というものは、自分からガツガツ取りにいくのではなく、引き寄せるもの。
そんなに変わったことは書かれてはおらず、どちらかと言えば当たり前なものばかりなのだが、なかなかそう考えられなかったり実践出来なかったりする事も多い。
そんな当たり前な”前向きな気持ち”を再確認して明日に備えられる1冊である。